6月25日〜6月29日

2008 世界一周

6月25日

にっぽん丸はアメリカのロサンゼルスへ向けカリフォルニア半島の南端あたりを航行中です。

今日の船内は朝からイルカが顔を出したり、午後には「ラストサムライ」「チャーリーズエンジェル」「猿の惑星」等多数の映画のメイクを担当、また2003年には日本人初のエミー賞を受賞されたメイクアップ・アーティストのカオリ・ナラ・ターナーさんのメイクアップ講座があったりとにぎやかな船内でしたが、もうひとつ午後に日本では体験できない現象が起こりました。
今日の13:23に太陽がにっぽん丸の真上を通り、影が真下に映りました。写真に写っている方々は過酷な条件下で影ふみの鬼ごっこをしようと集まったわけではなく、自分の影が真下に現れる現象を体験されるため、6階のスポーツデッキに上がって来られた方々です。真ん中に筒状のものがありますが、これはお客様がご自身で持ってこられたもので、太陽が真上に来たときに撮影をされていました。確かにこれですと影の出方が非常にわかりやすく、動かないため最高のモデルではないでしょうか。

6月26日

にっぽん丸は本日もロサンゼルスへ向け航行中です。

今朝はクジラが潮を吹いていました。昨日、今日と海からのお出迎えがありましたが、両方とも別な撮影をしていたため、見ることはできましたが、カメラに付けているレンズの関係上撮ることはできませんでした。

今日の夕食は小皿料理のスタイルで提供されました。メニューの一部を紹介すると、食前酒の梅酒、たらば蟹酢、煮あわび、公魚(わかさぎ)のミジン粉揚げ、車海老のボイル、鯛飯などが小皿に盛られ、所狭しと並んでおります。熱いものは熱く、冷たいものは冷たいまま召し上がっていただくため、ダイニングルーム内は食事開始時間ぎりぎりまでセッティングに追われておりました。

6月27日

にっぽん丸は再びアメリカに戻り、サンフランシスコに入港しました。入港時は少し肌寒く、曇り空が広がっておりましたが、午後になると晴れ間が広がり、気温も上昇してきました。

ロサンゼルスは1781年、スペイン人が小さな村落を作ったのが始まりで、聖母マリアにちなみ、Los Angeles(天使の女王の町)と名づけたのが始まりで、現在はハリウッド、ディズニーランド・リゾート、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド等に代表されるエンターテイメントの町として栄えております。

今日はにっぽん丸に名優ジョージ・チャキリス氏が訪船されました。

ジョージ・チャキリス氏は1934年、アメリカのオハイオ州に生まれ、舞台版「ウエスト・サイド物語」に不良グループのリーダー役として出演、映画版の「ウエスト・サイド物語」ではベルナルド役に扮し、1962年アカデミー賞助演男優賞を受賞、多数の映画に出演され、日本でのテレビドラマや舞台公演も数多くあり、近年はヨーロッパでのテレビ出演や舞台等で活躍されております。また、日本への造詣が深く、親日家としても有名です。
現在、チャキリス氏はスキャラブ(タマコガネムシ)やロータス、左右非対称のアールデコカフ等をモチーフにしたシルバーアクセサリーをデザインから制作まですべてチャキリス氏本人がロサンゼルスの工房で行っており、その商品を今回、にっぽん丸で限定発売しているのと、現在乗船されているカオリ・ナラ・ターナーさんの古くからの大親友ということでにっぽん丸に訪船されました。

船内では握手会が開催され、お客様との交流を深めておりました。今回の撮影に関しては事前に撮影の可否、また条件等を確認したのですが、帰ってきた返答は「まったく問題ないよ。自由に撮影してかまわないよ。」とのこと。実際にお会いするととても気さくな方で、最後に販売を担当したスタッフとの撮影にも快く応じてくれました。

今回はスケジュールと停泊時間の関係でゆっくりお過ごしいただけなかったのですが、今度はぜひともにっぽん丸のクルーズをお楽しみいただきたいと思います。

6月28日

にっぽん丸はシアトルへ向け航行中です。

世界一周クルーズの後半は航海日が多く、船内のイベントをご紹介することが多くなるのですが、今日はシャッフルボードをご紹介したいと思います。
シャッフルボードは先攻と後攻に分かれ交互にディスクをシュートし、全員が終わると先攻と後攻が入れ替わり、また交互にディスクをシュートします。これを何度か繰り返し得点を競います。点数は7点から10点とマイナス10点があり、ディスクをぶつけて相手の邪魔をしたり、味方を有利な位置に動かしたりすることができ、最後のシュートが終わった時点でのディスクの位置で得点が決まるので、最後まで気が抜けません。チームワークが勝敗の鍵を握ります。

6月29日

本日もにっぽん丸はシアトルへ向け航行中です。

船内では毎日午後3時にアフタヌーンティーがあり、生演奏をバックにお茶とお菓子をお楽しみいただいております。洋菓子がメインなのですが、何回か和菓子と日本茶の和風アフタヌーンティーが行われ、今回の和風アフタヌーンティーはごまおはぎとゆかりせんべいに宇治茶の新茶をお楽しみいただきました。

ロサンゼルスから乗船された日本茶インストラクターの繁田和則先生は何度もにっぽん丸で日本茶講座を担当されており、今回の世界一周クルーズの日本茶の監修もされております。今日の宇治茶は繁田先生に日本から直接お持ちいただいたものです。

  • 2008.07.02
  • 平野 正道

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皆様からのコメント

和食、すばらしい!!おいしそう!! 食べたーーい!! 切り絵細工も、町町のイメージが、ぴったり! チャキリスさんも、かっつこいいし。。最高デスネ。。。クルーズ日誌、楽しみにしています。。

2008年7月 2日 キャル さん

 ウエスト・サイド物語のジョージ・チャキリス氏がにっぽん丸を訪問されたとか、旅も残り少なくなって思いがけないプレゼントでしたね。
 温暖化が問題視されておりますが、アラスカの氷河は如何でしたでしょうか?
 氷河が崩れる瞬間を見ることが出来るのは嬉しいことですが、余り喜んでばかりはいられませんね。
 ガソリンの高騰で日本は混乱が続いていますが、にっぽん丸にも影響があるでしょうか。
 皆様の無事のご帰還をお待ちしております。

2008年7月 3日 satiko-blue さん

仙台より乗船されたMさんへ
洋上からの先日の地震お見舞いのはがき受け取りました。ありがとうございます。お蔭様で、私共は大丈夫ですが、もし、栗駒方面にお知り合いがいらっしゃれば、大変だと思います。湯ノ倉や湯浜温泉も再建されるかどうか心配です。
 イルカの大群はすばらしかったようですね。いろいろとすばらしい体験をなさったようで、土産話を楽しみにしています。いよいよ、100日の長旅も終盤ですね。又、仙台でお会いしましょう。お元気で。

2008年7月 9日 仙台市太白区 M.K さん

 拝啓 ジョージチャキリス様
 プエルトリコ系の不良少年団「シャーク団」、よく覚えています。
 ロミオとジュリエットを元本にして作られた「ウエストサイドストーリー」。昔見た時はよく理解できませんでしたが、今は良くわかります。いろんなドラマがあるものですね。イタリアの作品を基に作るアメリカ映画、いいものはいいですから何も批判はございません。
 そう考えると、日本映画もすばらしいものがあります。「荒野の7人」は日本の「7人の侍」を元本としたものだし、スピルバーグ監督も日本映画をこよなく愛していると聞いております。浮世絵の技法がマネの「笛を吹く少年」にも使われていることを思うと感慨深いものがあります。そういえば、黄金の国ジパングとして大航海時代の引き金となったのは日本ではなかったのではないでしょうか。
 今、にっぽん丸に乗船されている皆様、皆さんはそんなすばらしいDNAを引き継いでいるのです。すばらしいことです。無事の帰国をお祈りしております。

2008年7月14日 司馬先生をこよなく愛するものより さん

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